岡本契約教会に連なる兄弟姉妹へ 主にありて きょうの安息日、よい安息をもって過ごされたでしょうか。 それぞれみことばを開いて、主の前に出られて、一週間が始まりますように。 きょうはイザヤ書の47章です。 なお、今週の通読はコリント第一の二週目です。 アメリカで恐ろしい出来事がありましたが、関係された人が身近にいたでしょうか。 どのようなことを思われましたか。 改革長老教会はNYのRidgefield Park RPCがマンハッタンのすぐ近くで、WTC と近辺のビルで数名働いているのですが、死者行方不明は出なかったそうです。 Boston, D.C., Pittsburghともに各教会員に直接の被害は報告されていません。 しかし、テレビの飛行機激突貫通の画像とビルの崩壊の画像は到底信じられない 衝撃でした。飛行機に乗ったものたちが瞬時に死んだことも、何千と言う人が 壊滅した事も恐ろしく、心が受容することを拒みました 私の弟が一人でマンハッタンに住んでそこで仕事をしていますので人ごとでは ありませんでした。翌朝電話があり、その朝は島の北で打ち合わせをしていた そうです。ほこりと食料が大変だといっていました。 事件の直後にサウス・カロライナのダグ・カミン牧師が、カベナンターのネット に、みことばからの瞑想をのせられました。 大要は次のようなことでした。 この出来事を見ても、神さまのご主権を忘れてはならないこと。疑ってはならない こと。被害にあった人々にこのことでの罪はないが、人類と国家への神様の裁きを 恐れ、悔改めなければならないこと。自分たちアメリカ人が全く無実でテロリスト が悪人だとばかり言えないこと。テロリストはアメリカへの裁きの器として神が 許容された敵であること。アメリカには憎悪をうむ理由があり、富への依存、傲慢、 神を恐れぬ欲望など多くの裁きを受けるべき理由があること。そのような、自分の 社会の神への侮りと反逆を覚えて、まず悔い改めねばならないこと。 アメリカ人の90%が報復せよというなかで、(確かに為政者の剣の権威による 悪の抑制は聖書の認めることですが)これはみことばに立つ勇気ある発言だと おもいました。文明への悔改めのない単なる報復は平和を生むとは思えません。 ニューヨークのブルース・マーティン牧師も、同じ様に、悔改めで、救援の働きが 支えられると言うことを、言われました。これは、私が阪神大震災で経験したこと と同じです。 直後の水曜の祈祷会は、ロマ書3:5−8でした。「たとえすべての人を偽り者とし ても、神が真実であるとせねばならない。」という、必要なみことばでした。 きょうの礼拝の聖書箇所も不思議に、ユダを亡ぼし繁栄を誇っておごるバビロンの 亡びの預言でした。イザヤ書47章です。開いて見てください。 1)勝ち誇る文明のおごりについて、神の主権の前に悔い改めなければならないこと。 2)「自分だけは別だ」と安住せず、神なき文明の盛衰を悟り、教会としてこの世と 一線を引いて、文明が滅びてもまことの教会は残ることを見通し、信仰中心に行動 すべきこと。 3)この突然襲う滅びにたいしては、科学や政策や学問やITなど、現代の「呪文」 をとなえても、無力であること。むしろ、この滅びは、万軍の主に立ち返るほかなく、 「救いのしもべ」なる方のみ力があることを、証ししなければならないこと。 この恐ろしい出来事を見て混乱している私たちを、みことばが導いてくださいました。 ペニントン先生は飛行場で足留めで、帰国が遅れ、けさの霞ヶ丘教会は木谷神学生の 奨励でした。グレッグ・カンビー神学生のご一家も、帰米の予定が飛行機の全便 キャンセルで一週間足留めになっています。 来週23日は、礼拝後、特別なゲストを迎えて、昼食が有ります。教会はパンと 飲み物を用意しますので、おかずや果物・デザートなど、簡単でよろしいから お持ちより下さい。 国立ハンセン病療養所邑久光明園副所長の畑野研太郎医師が礼拝から参加されます。 日本キリスト教海外医療協力会から10年以上にわたってバングラデシュのハンセン 病コントロールの仕事に遣わされていた方で、最近は厚生省からミャンマーのハン セン病コントロールプログラムのため一年派遣されて働かれました。私の幼いとき からの友人のキリスト者です。 2時から3時にお話が有り「ハンセン病コントロールを通して知った二つの国−− ミャンマーとバングラ」という題です。お知り合いをお誘い下さい。 なお、礼拝献金はすべて、畑野医師が主催しておられるバングラ・チャンドラゴーナ キリスト教病院の貧困患者のための健康保険システム:ライフリバーのため捧げます。 24日は六甲山YMCAで連合修養会があります。エペソ書の学びです。 車の便が有りますので希望者は牧師まで。 30日の礼拝後は、舞子墓園の教会墓地で秋の記念礼拝です。 そののちその足で、小野市の前谷さんのお宅で家庭集会の交わりがあります。 10月の8日は、午前中教会の大掃除です。 10月14日は礼拝後直ちに、そのままの体制で来年の計画案を発表する会員会議 です。この計画素案を好く考え祈って、1月の会員会議までに長老会に意見をお寄 せ下さい。会議は午後1時に終り、そのご昼食(自由参加)の予定です。 秋の聖餐式は11月第二週11日2時からの予定です。 今週も、主のみ守りを祈っています。 できるときは、水曜夜の祈祷会も覚えてください。 改革長老・岡本契約教会牧師 瀧 浦 滋 |